TX1310 M1にEXSiを入れる

トラブル発生

我が家のサーバはもともとML110 G7に仮想OS“ESXi5.1”を入れてつかっていた。先日ML110 G7が壊れたため、TX1310 M1を購入した次第だ。あたらしいTX1310 M1にいままで使っていたHDDをつなげて起動、普通に動く・・・と思っていた。

“No compatible network adapter found. Please consult the products’s Hardware Compatibility Guide (HCG) for a list of support adapters.”

しかし唐突に浮かび上がるメッセージ。起動はしたが、このようなメッセージがでてネットワークが使えない。理由としてはNICの専用ドライバが入っていないせい。そんなことってあるの?

考察

HP ML110 G7は問題なかったので油断していた。さすがヒューレット・パッカード。名前がかっこいいだけはある。富士通はガラパゴス日本メーカーの悪いところがでたようだ。

解決法として、インストールファイルを専用ドライバと合成してインストール成功していた人がいたけれど、その方法は初期インストール用みたいだった。うちの場合はすでにインストール済なのだ。だってHDD流用だし。

アップデートで対応

色々考えた結果、普通にアップデートすることにした。まず富士通のサイトでESXi5.1のひとつ上のバージョン(ver 5.5)のISOをダウンロード。※『fujitsu esxi 5.5』とかでググればでてくる。このISOファイルは独自ドライバを含んでいるので、そのままCDに焼いてアップデートすれば、独自ドライバの入ったESXi5.5になって問題も解決するはず。

そういうわけでBIOSでbootの優先順位をCDドライブ最優先に設定。再起動。

黄色い画面がでてくるので、アップデートを選択し、ESXi5.1が入ったHDを対象に指定しておく。

いいかんじ。順調にアップデートがかかる。

いけた。

これで無事ESXiが使えるようになった。バージョンはあがったけど特に不便はない。
めでたしめでたし。

バージョンアップデートするとドライバがリセットされるようなので、ESXi6.0以降にするときも、富士通からISOをゲットしよう。


追記 2017年7月30日

その後Esxiが不安定になった。調べてみるとcpuがCeleronだったせい。仮想ホストのcpuはvt-xという仮想化支援機能がついたものでないとだめだった。完全に忘れていた。

ヤフオクでIntel Core i5-4670を13,000円で落札して交換。なんとか安定した。


追記 2017年8月21日

CPUを仮想化支援機能付きのi5に変更し、ESXiは安定した。しかしvSphere Clientからコンソールを呼び出すと途中までしか出力されない…

ちょうど真ん中から下がまっくろで使えたものではなかった。リモートからsshしたり、windowsならリモートデスクトップすれば問題はなかったが…

という現象があったのだが、しばらくすると正常に出力されるようになった。なんだったのだろう…