WordPress移行(CentOS6→CentOS7)

最近はいろいろなPCパーツを買うことが多く、ちょうどSSDがひとつ余った。もったいないので自宅サーバ用に使うことにした。

←余りもの。ADATAの新しいTLC。初期MLCモデルは突然死が多かった。

普段ならESXiでOSごと仮想イメージコピーするのだが、せっかく新しいSSDを使うなら、OSも新しいものにリニューアルしてはどうかと思った。

CentOS6のEOLは2020-11-30らしい。あと三年あるものの、三年後古くなったSSDにCentOS7をいれるのは気が乗らない。どうせなら今のうちにCentOS7にしてしまって、SSDの寿命ギリギリまでがんばってもらいたい。

SSDの速度を活かせるサーバといえば、やはりWebサーバではなかろうか。この備忘録はWordpressで動いているので、データをまるごと移すことになる。

移行用のプラグインはよくわからないし、うまく動かない報告も散見され、使うのに二の足を踏んでしまう。IT業界にいたとき、クリティカルなサーバのOSアップデートは、新サーバにOSインストール→(コマンドを用いての)データコピーなケースが多かった。ここはやはりプロが信頼するやり方を採用しようとおもう。まるごとコピーといってもdumpをとったりtarに圧縮したりいろいろするので、そこのやり方を記録しておく。

[CentOS6]旧サーバでの作業

wordpressのDB名と接続情報を確認する。

DBをバックアップする。

wordpressをバックアップする。

Apacheの設定ファイルをバックアップする。

まとめて新サーバに送ろう。

[CentOS7] 新サーバでの作業

mysqlを使うための準備。

yumにてwordpressを動かすのに必要なものを入れる。

mysqlの起動と自動起動。

mysqlの初回起動時にランダムパスワードが生成されるので、確認する。

mysqlの初期設定を行う。

wordpress用のデータベースを作る。

wordpress用のデータをバックアップから入れる。

wordpressのコンテンツファイルを復元。

Apacheの設定ファイルを復元。Apacheの再起動で完成。